戦国時代のクリエイティブディレクター

 

 

すっかり朝晩涼しくなって秋めいてきましたね。

 

芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、秋は1年の中で色んな事が

 

より深まる季節といえます。

 

 

 

今日は先日のblogで紹介した朝顔の逸話で登場した千利休について

 

お話したいと思います。

 

 

 

利休が14歳のころ当時茶湯名人としてうたわれていた武野紹鴎の庭を

 

掃除していたとき、塵ひとつないまできれいに掃き清めたが

 

利休はなぜか気に入らなかった。

 

 

 

そこで傍らにあった樹木の幹を揺さぶると、ひらひらと木の葉が

 

落ちるさまは、とても風情があった。

 

 

 

その一部始終を見ていた茶湯名人が利休の奇才に感銘をうけ

 

入門を許し、色々な秘訣を利休に授けたそう。

 

 

 

 

 

こういうのが美しいとか、こういうのが分かりやすいとか

 

そういう型にはまったことから外れることが美しかったり

 

面白かったりする。

 

 

 

人の心に響くものに決りなんてないと思うから。

 

 

 

 

 

この感性がのちの利休に悲劇を生むことになる。

 

 

 

 

 

 

 

利休は茶会の席で見た茶入の形を切りとって残しており、

 

日頃からセンスを磨いていたのがうかがえます。

 

 

 

simple is the best

 

 

 

利休が考案したデザインは利休形とよばれ400年経った今でも

 

語り継がれています。

 

 

 

利休は無駄を削ぎ落としたデザインに最高の美を見いだした。

 

 

 

利休の考えたデザインを形にしたのが千家十職です。

 

 

 

 

 

千利休は戦国時代のクリエイティブディレクター。

 

そして自分のデザインした道具を、茶会で披露しその道具に合ったお菓子や

花を飾り、客を楽しませもてなす茶人は

 

戦国時代の空間プロデューサーでもあった。

 

 

 

素材本来の性質を見極め、それを生かし、用を満たした必然の姿

 

からあえて削ぎ落とされる後に残るのは、素朴や強さでした。

 

     

 

 

良いものに説明なんていらない。デザイン自体がメッセージだと思うから。

きっとそういう物はこれからも消えてなくなることはないんだと思います。

 

 

 

 

 

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